東京ビッグサイトで開催された、デザインフェス58で販売された糸を引くマフィンが、X(旧ツイッター)で話題になっています。
糸を引くマフィンを販売した店舗は、“ハニーハニーキス”。食中毒をおこした人がいるにも関わらず、的外れな対応や謝罪文がお粗末すぎる、と販売者の衛生管理が疑われています。
ハニーハニーキスの販売者は、どのようなやり取りをしていたのでしょうか。
無添加マフィンで食中毒で広まった衛生管理の大切さ
今回、無添加のマフィンの販売で食中毒がおきてしまいました。“無添加” というと、体に良かったり、アレルギーがあっても安心して食べれるなどの利点があります。
今回の無添加マフィンでおきた食中毒は、販売者のお菓子作りに対しての知識の薄さや、危機管理が甘かったことが原因ではないでしょうか。
改めて、衛生管理について以下のことを十分に気をつけないといけないことが分かりましたね。
・小麦粉は殺菌基準が低い(焼かないと食中毒になる)
・業務用冷凍庫や冷蔵庫は、設定できる温度が家庭用よりずっと低い(のに、保健所の許可基準に業務用冷蔵・冷凍庫がない)
頭の片隅ではなんとなく知っていたことでも、今回改めて見直すきっかけになったのではないでしょうか。
この短時間で、食の安全について爆速に広がったことはスゴイことですね。
では、無添加マフィンを販売していたのはどんな人物なのでしょうか。
無添加マフィンで食中毒 販売は「ハニーハニーキス」
東京ビッグサイトで行われたデザインフェス58。こちらのイベントは、プロ・アマ問わずオリジナルであれば審査無しで出店できるというものです。
そこで出店していたのが、無添加にこだわっているという“ハニーハニーキス”です。
インスタやツイッターなどの投稿を見ると、販売者1人でお菓子作りをしているようで数を量産することが大変だ!ということを度々記していました。
髪を青く染め、かなり奇抜なイメージの販売者ですが、結婚して子供もいるそうです。
デザインフェスの前日に「1人じゃ大変だろうから」とラッピングを手伝ってくれる高校2年生の長男がいることも明らかにしています。
夫と優しい息子に恵まれ、趣味のお菓子作りを楽しんでいた…ということなのでしょうか。
無添加マフィンで食中毒 X(旧ツイッター)画像「販売者の服が汚い」
X(旧ツイッター)では、ハニーハニーキスの販売者が、デザインフェスに出店している様子を投稿していました。とても、食品を扱う人物の服装ではない!汚い!!と話題になっています。
その時の、販売者の服装がこちらです。
ピンク色の可愛らしいダウンでポーズを取っていますが、袖とお腹あたりの汚れは何なのでしょうか?一部では “カビでは…” との指摘もありました。
食べ物を扱っている人がこんな服をきていたら、お菓子作りの際の服装も気になってしまいます。また、こちらのピンクのダウンと思われる服が地べたにおいてある様子も投稿した写真の隅に写っていました。
無添加マフィンで食中毒 衝撃の糸引く画像
ハニーハニーキスの無添加マフィンが話題になったきっかけは、購入した商品が糸を引いていたというX(旧ツイッター)の投稿でした。
投稿されていたのは動画でしたが、静止画で見てもかなり糸を引いていることが分かります。
糸の引き方から納豆のようにも見えますが、投稿者の方は“栗のマフィン”と書いているので、この糸を引いているのが栗であることが分かります。
しかし、ここまで糸を引いている栗を見たことがありません。
デザインフェスは審査なしで出店できるということですが、食品に関しては、人の健康が関わってくることなので、このあたりに関しても今後変わっていくのかもしれません。
無添加マフィンで食中毒 インスタ謝罪文「反省の色がみえない」
ここまで、話題になってしまったハニーハニーキスの無添加マフィンですが、インスタの謝罪文が更に話題になっています。
まず、体調が悪くなった人達への謝罪と心配がありません。返金についての説明もありません。
などのコメントが溢れていました。
マフィンの異常を感じた人にはLINEでのやり取りを提案している辺り、面と向かって直接やり取りしたくない、という感じが滲み出ています。全てにおいて幼稚すぎるます。どれだけ重大案件なのかわかってなさそうな文章と受け取ってしまいます。
無添加マフィン食中毒 検品は視覚確認とちょっとずつの味見
また、無添加マフィンの検品方法については
1点ずつの視覚確認と、少しずつ食べて確認、という説明に
要は食べかけを販売??
と、衛生管理もさることながら“もしかして食べかけを販売してた…?”との疑惑も湧いてきています。
謝罪文の稚拙さといいファッションセンスといい、なんかちょっと疑ってしまいます。
無添加マフィン食中毒 過去には賞味期限書き換えも
このハニーハニーキスの無添加マフィンは、過去には賞味期限の書き換えも発覚しています。
賞味期限の書き換えについて販売者は、“印刷ミス”と発表しています。
しかしその下の保管方法のところには
「17日まではお召し上がりいただけます」
と書いたままで消費期限だけ伸ばした…と疑われてもしかたないと思います。
食中毒もアレルギーも命に関わることです。軽い謝罪では済まされないと思のですが…。
これから立ち入り調査が入るといいます。まだ、保健所の調査は始まったばっかりですが、これ以上の悪い事実が発覚しないことを願います。
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