市川猿之助(いちかわ えんのすけ)さん47歳が、自宅で意識もうろうとした状態で発見され、救急搬送されました。
同居する市川猿之助さんの母親はその場で死亡が確認されており、父親は搬送先の病院で亡くなりました。
市川猿之助さんの両親は、睡眠薬を大量に摂取したことによる向精神薬(こうせいしんやく)中毒と報道されています。
警察はなんの薬をどれくらい摂取したのかなど捜索を進めています。そのポイントをまとめました。
市川猿之助さん一家 自宅で発見されたときの状況
市川猿之助さんが、自宅で意識がもうろうとした状態で発見され、搬送されました。同居している、市川猿之助さんのご両親は亡くなってしまうというショッキングな事件。
事件当日の5月18日の様子はどんな感じだったのでしょうか。
事件当日の5月18日、仕事のため市川猿之助さんのマネジャーが迎えのため自宅を訪れます。
市川猿之助さんのマネージャーは2階で寝ていた猿之助さんの両親を発見します。
発見当時、猿之助さんの両親はあお向けで首まで布団がかかっていた状態だったそうです。
発見されたときには、猿之助さんの母親は死後硬直が始まっており、前日にはすでに亡くなっていた可能性があるといわれています。
両親が並んで横たわっていた状態で発見されたのですが、実際に二階で死んでいたのか、亡くなってから運ばれたのかは分かっていません。
市川猿之助さんは、地下の自室のクローゼット付近で意識がもうろうとした状態で発見されました。
家族3人で暮らしていたという市川猿之助さん一家に一体何があったのでしょうか。
警察は、事件と自殺の両面から捜査しています。
①市川猿之助さん両親 向精神薬は自ら摂取したのか
市川猿之助さんの両親が死亡した原因は、睡眠薬を大量に摂取したことによる向精神薬中毒だそうです。
一体どのくらいの量の睡眠薬を摂取したら致死量に至ってしまうのでしょうか。
一度に大量の睡眠薬を服用して、向精神薬中毒になるには通常「数百錠~数千錠以上」と言われています。かなりの量を服用しないと死に至ることはないといいます。
そんな数百錠もの薬を市川猿之助さんや両親は自ら飲んだ…ということなのでしょうか。
しかし、致死量に相当する数百錠以上の薬を他人かに無理やり飲まされるのは考えにくいです。仮に、錠剤を粉々に砕いてなにかの料理に混入させる…にしても、何百錠分もの薬を混ぜれば明らかに味が変わってしまいます。
やはり、市川猿之助さんをご両親は自分で向精神薬を服用したということなのでしょうか。
詳しいことが分かり次第追記していきます。いちか
市川猿之助さん退院 向精神薬で死に至る確率とは
市川猿之助さんは意識がもうろうとした状態で発見され、搬送されたそうですが、無事1日で退院することができました。大事に至らなくて本当に良かったです。
まだ、万全な状態ではないため、事件の状況については市川猿之助さんの体調を見ながら進めていくそうです。
市川猿之助さんは大事に至ることなく退院できましたが向精神薬中毒で死に至るケースはあるのでしょうか。
医療ジャーナリストの吉澤恵理氏がコメントしています。
数十錠、飲んだ時点で中枢神経が抑制され、起きていることはできませんので、発見、救急搬送されて助かる方がほとんどでした。
猿之助さんももし服用していたとしたら、途中で意識がもうろうとし、致死量を飲むことはできず、発見された可能性があります
医療ジャーナリストの吉澤恵理氏によれば、睡眠薬は数十錠服用した時点で起きていられない…ということです。
そうすると、市川猿之助さんの両親は自分で睡眠薬を飲んだ可能性が低くなります。やはり第三者がいるのでしょうか。
今後の捜査が待たれます。
②市川猿之助さん両親 向精神薬の入手方法は
向精神薬中毒の症状を引き起こすには、数百錠から数千錠の薬が必要だということが分かりました。
では、そんな大量の薬をどこで入手したのでしょうか。
一般の家庭が、数百錠もの向精神薬を保有していることがあるのでしょうか。また、薬局でそれだけの量が処方されるケースはあるのでしょうか。
調剤薬局などでも、処方できる日数が30日と制限されていますので、一度に多量を処方することはないといいます。
致死量には数百錠以上必要。それが3人分ともなると、どれくらいの向精神薬があったというのでしょうか。
いくつかの病院を回って、それぞれでお薬を処方してもらえばある程度の数は用意できるかもしれませんが、そんな面倒なことをしてまで薬を手に入れていたのでしょうか。
また、向精神薬は“処方箋”なので、本人の治療用途以外に使用、または他人に譲り渡すと罪になります。
病院側も無闇やたらに処方することはないと思うので、向精神薬の入手方法についても気になるとことです。
新しい情報が入り次第追記していきます。
③市川猿之助さん証言 「話し合い死を覚悟」の真相は
市川猿之助さんは退院してから事件について、「家族全員で話し合い死のうとした」と語っています。
話し合った末両親が睡眠薬を飲んだ
もちろん市川猿之助さんの言葉だけですので、全てが真実かどうかは分かっていません。気になるのは
家族全員が同じ認識であったか
警察は市川猿之助さんの自宅を捜索、スマホ数台押収しています。スマホの履歴などから、直近に連絡を取り合っていた人物や、薬物の入手方法や検索履歴などを調べていくそうです。
事件の真相が早急に解決することと、市川猿之助さんのご両親のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
コメント