7月1日にカジサックは、チャンネル開設4周年を記念企画を行うためにクラウドファンディングを募りますと動画を投稿したが、4日には「やめます」と発表。
ファンの方から寄せられたコメントを受けてクラウドファンディングをやめることになった経緯を、相方のキングコング西野亮廣さんの炎上理由の分析とファンの方の声をまとめました。
カジサックチャンネル4周年記念企画の資金募ります!
7月1日カジサックは自身のYou Tube番組「カジサックチャンネル」で助けてくださいというタイトルで、10月1日にチャンネル開設4周年の企画として「10時間ドミノ生配信」企画をやるので、その資金を出して欲しいと発表しました。
びっくりしたのが、このドミノ企画をやるのに
▶技術発注費:約200万円
▶ドミノ製作費
▶運送費:約100万円
▶編集者の交通費宿泊費:約50万円
▶手数料(15%):90万円
の経費がかかる見込みで、「600万円」の資金が必要だという。
その資金をクラウドファンディングで集めたいという動画でした。
カジサックチャンネルの登録者数は236万人。You Tubeの収益を考えても、クラファンで資金を募らなくてもなんとかできそうな金額ではないのかなー?とは思うのですが…。
カジサックYou Tubeで謝罪した理由
クラファンで資金を集めると呼びかけてから3日後の7月4日に事態は一変します。
「10時間ドミノ配信をやめます」と!
企画を中止した理由は「10時間ドミノ生配信」の意味がわからない。
と、ファンの人からのコメントが相次いだため…としています。
もし、自分がファンの立場だったら「10時間生配信ドミノ」を見たいだろうか…?
10時間生配信されたとしても、全部をつきっきりで見れるわけでもないし、応援している人が時間の経過とともに疲弊して、イライラしながらドミノを並べている姿を見たいと思うか?
いや、思わないかも…。
相方・西野亮廣の考えるクラウドファンディング炎上の理由を分析
カジサックの相方、キングコング西野亮廣さんも、クラウドファンディング炎の理由について高分析しています。
細かく言っていけば、お客さん感謝祭的な予算の内訳に、スタッフの交通費とか宿泊費が入っていたり。そもそも、周りのコミュニティーがクラウドファンディングに慣れていないとか、そういったことが色々あると思うのですが、それもこれも『納得感』が不足しているからだと思います
西野さんは、自身が手掛ける絵本「えんとつ町のプペル」の数々の企画でクラウドファンディングで資金を募ってきましたが、その都度丁寧な説明があり1度も支援者から苦情の声が上がったことはありませんでした。
その他西野さんは、自身の独演会のチケット2000枚を自分で手売りするなど(購入したい人が関東以外でもチケットを渡しに全国回っていました)、企画に対しての誠実な姿勢を見せてきているます。
このときも、支援者の了承が得られる場合はTwitterに、チケットを買ってくれた方とともに写真を上げており、本当に実費で全国のファンの皆様にチケットを届けに行っていました。
「えんとつ町のプペル」のMVを撮影したときも、予算の内訳にスタッフの交通費が入っていたときも、きちんと説明したうえで支援を募ったので何もなかったんだと思います。
結果、カジサックチャンネルのコメント欄が荒れた理由として
ただ、今回はお客さんの中で“なんで4周年でドミノ?”という疑問が残っているから、懇切丁寧に説明されても、納得がいかないんだと思います」
と、語っていました。
カジサック、謝罪動画でスタッフを責める
7月10日に「カジサックチャンネル」で、ドミノ企画・クラウドファンディング返金動画の裏側を語った回にも批判が集まっています。
この動画について「みんなで話し合った結果“暗くならないでおこう”。“普通にやろうよ”」と段取りが決まっていたそうなのですが。いざ本番になると同席したスタッフ・山口トンボ氏が「“本当に申し訳ございませんでした…”」と、真面目な表情を見せたという。「途中から気づいててんやけど、こういう動画って撮り直すのは良くないと。イヤイヤGOを出したんやけど、コメント欄を見たら“反省してるの、トンボさんだけやん”とか“カジサック、何でそんなに明るいの?”って。ごっつい腹立ったねん!ひどない?」と、笑いながらスタッフ批判をしていました。
このカジサックの態度に、視聴者は「反省していない」と呆れる人が多かったようです。
作家の山口トンボさんはキングコングとほぼ同期で、若い頃からお笑いを目指してきた同士のようなもの。気心もしれているので、キツめの言い方でも許される仲なのでしょうが、聞いてる方からしたら決して気分がいいものではありませんね。
トンボさんは私が応援している芸人さんの作家もしていますが、楽しいことが大好きで素直で可愛らしい人です。
一度、駅でお見かけしたときに、トンボさんがすれ違った女の人のカバンから荷物が落ちたとき、走って追いかけて届けてましたから。
お笑いとはいえ、カジサックのトンボさんを責めるようなことがは気分が良くないですね。
スタッフさんにまで気を使う配慮ができてこそ一流の芸人さんではないのでしょうか。
クラウドファンディングの意味について考える
そもそもクラウドファンディングで何かをするのに賛否に反応する必要あるのかな??
とは思います。応援したい人は支援するし、考えに共感出来ないなら出資しなくていい。そういうものだと思っています。企画に出資することで自分自身も参加した気分になれる人もいるだろうし…
今回は、4周年という記念すべき企画がどうして10時間ドミノ生配信だったのか?なぜクラファンで資金を集めるのか?なぜ」スタッフの交通費や宿泊費が含まれているのか?など諸々の説明が一切なかったことが、カジサックチャンネルファンの不満と不信感をつのらせてしまったんだと思います。
そんなムチャな企画をしなくても再生数は伸びるYou Tubeチャンネルなので、正々堂々と面白いことをして楽しませてほしいですね。
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