「自転車の状態が異常。いたずらの領域を超えている」自転車の整理業務を担当する人物から連絡が入りました。
駐輪場から少し離れたところに逆さまに置かれた自転車。このなんとも不気味な状況は実は菰野町 町長が自転車を移動させたとのこと。
なぜ町長自ら駅の自転車撤去作業をしていたのでしょうか。
菰野町 町長柴田孝之市について調べてみました。
菰野町 町長柴田孝之氏はどんな人なのか
まずは柴田孝之氏のプロフィールを見てみましょう。
三重県三重郡菰野町出身。祖父は菰野町議会議員だった。暁高等学校卒業。1995年、東京大学法学部卒業。同年に22歳で司法試験に二次試験一発合格する。司法試験最終合格後、辰已法律研究所講師となる。その後、1999年より東京リーガルマインド専任講師。2006年山梨学院梶法会教員(~2014年)。2015年アガルート講師(~2017年)。司法試験や大学受験の勉強法についての著書を数多く書く。受験勉強に必要な能力として記憶力、理解力、解答力の3つを挙げている。
2011年、司法修習(65期)。2013年1月に弁護士登録し、アディーレ法律事務所に所属。
2016年10月30日に行われた菰野町議会議員選挙に立候補し初当選した。
Wikipediaより
- 東京も司法試験も一発合格
- 予備校の人気講師から菰野町長に転身
- 弁護士の資格を持つ
- 損得や忖度より「正しいかどうか?」で政治を実行
予備校の人気講師だったこともあり、人の心をつかむのは得意な方なようですね。
インタビューなど拝見しても笑顔で流暢に話す姿は「なにかおもしろいことをやってくれそう」とワクワクさせてくれる人柄です。
犯人は誰なのか 菰野町駅前の放置自転車が逆さまに!
「自転車の状態が異常。いたずらの領域を超えている」自転車の整理業務を担当する人物から連絡が入りました。
駅前の駐輪所から15メートル離れた場所に、数台の自転車が逆さまに止めてあるということです。
驚くことに、自転車を撤去したのは菰野町の町長。インタビューされた記者にも「私がやったんですよ」と笑顔で答えていました。
菰野町駅前には駐輪場があるのですが、その駐輪場は夜中置きっぱなしになっていることが多いそう。
50台しか止められないのに、常に30台以上止まっている日が続いている。
市は今年6月から「駐輪場の夜間の利用を禁止」のルールを設定。
それでも、夜間の放置自転車は減らないので、町長自らが自転車撤去に至ったといいます。
それではなぜ、移動させた自転車は逆さを向いていたのでしょうか。
町長の言い分は
駐輪している自転車は鍵がかかっているのでスムーズにタイヤが動かない。
なので逆さまにして自転車のフレームを持つと軽々担げるので移動が楽ということです。
では、なぜ自転車を逆さまに置いたのか…
柴田町長がいうには「逆さで移動してもとに戻して置くには体力がもたない」とのこと。
この作業、始発が始まる頃から始まります。柴田町長は「職員にやらせるわけにいかない。確かに”朝5時に来て”と言えないから」と話します。
なので、自転車の放置が続くため、町長自ら早朝に現場に向かい、指定場所へ移動させたというのです。多い日は30台以上の自転車を1人で運んだといいます。
ハンドルを下にして置くので「自転車が傷つくから、器物損壊になるのでは?」との声がありますが、柴田町長は弁護士の資格があるのでそこはちゃんと法にのっとった撤去のしかたを選んでいるそうです。さすがですね。
使いたい人がちゃんと利用できるように、みんながルールを守って気持ちよく駐輪場を使えるようになればいいですね。
コメント