砂渡好彦青森の火事の犯人か「女性だけが死亡の謎」集落の掟の闇

十文字さん住宅焼け跡 ニュース・事件

青森県六戸市にある十文字 利美(じゅうもんじ としみ)さん宅が火災にあい5人が死亡しました。

十文字さん宅に火をつけたと疑われているのが、死亡した5人のうちの1人、親族の男・砂渡好彦(すなわたり よしひこ)です。

容疑者死亡で捜査が進められる中、砂渡好彦が十文字家に火をつけたと見られる動機が徐々に分かってきました。

「氏神のたたり」と言われている、砂渡好彦が“村八分”にあった不幸な経緯を調査しました。

青森火災5人死亡の現場はどこ 「六戸町犬落瀬」

青森県で火災があった十文字利美さんの住宅は、六戸町犬落瀬五人役70」と報道されています。

報道にあった住所周辺は、皆が口を揃えて“田舎”といわれるほど、かなりのどかな場所のようです。

砂渡好彦はどんな人物なのか 「怒りっぽい」

名前:砂渡好彦
読み方:すなわたり よしひこ
年齢:92歳
職業:無職

砂渡好彦についての情報はほとんどといっていいほどありません。

砂渡好彦の性格については、砂渡好彦の近所に住む住人からの証言で、かなり気難しい人物であることが分かっています。

砂渡好彦 近所の評判証言

砂渡好彦 近所の評判証言

また、事あるごとにトラブルを起こし口癖が「火をつけるぞ!」だったそうで、今回の十文字利美さんの住宅の火災も起こるべきして起こってしまった事件なのかもしれない…と疑問に感じる村人もいるようです。

青森火災5人死亡で不思議な現象「亡くなったのは女性だけ」

十文字利美さんの住宅火災で、砂渡好彦を含む5人が亡くなりました。

しかし気になるのが、砂渡好彦以外の亡くなった人物が全員女性であることです。1つ屋根の下に暮らす大家族のうち、女性だけがなくなるという不可思議な現象です。

火災発生時、十文字利美さんは火に気づき、いち早く消化しようとしました。しかし、燃え広がった火は想像よりも激しく「無理」と判断し、外へ避難したそうです。

十文字利美さんの次女・十文字抄知さんは9歳の長女は2階の同じ部屋に寝ていました。抄知さんは一度は家の外に逃げ出したものの、足が不自由な母・和子さんの姿がないことに築き再び日が燃え盛る家に入っていき、亡くなってしまったそうです。

助かった2人の孫は別の部屋で寝ていて、火災報知機の音や炎が燃え広がった熱さで目を覚まし、2階の窓から屋根を伝って自力で逃げたということです。

無事、外に逃げることができた2人の孫が、そのときに消防へ通報したということですが、そのときにはすでには住宅はかなり燃えていた…ということでした。

女性だけが逃げ遅れるという、なんとも不可思議な状況です。

青森火災 砂渡好彦の犯行動機は遺産を巡るトラブルなのか

疑問に思っている人

放火したとみられる砂渡好彦が亡くなってしまい、事件の真相の解明が進まない中、砂渡好彦が十文字利美さんの住宅を放火した動機として、“十文字家の財産トラブル”ではないか…と囁かれていました。

十文字利美さんと砂渡好彦の間には、土地をめぐるトラブルがあったそうです。

昔の話ですが、きちんと土地登記をしないまま代々砂渡家が使っていた農地がありました。その農地で十文字家が農作業を行ったため、砂渡好彦が自分の土地を『奪われた』と思い十文字利美さんに恨みを抱いていた…と報道されていました。

しかし、新たな近所の住民などの証言から、田舎の根付いた風習が原因なのでは…と囁かれています。

砂渡好彦さんの生い立ちが気の毒過ぎる。なぜ十文字家を恨んでいたのか…詳しい記事はこちらから砂渡好彦の生い立ちや経歴は「十文字家後妻の連れ子で冷たい待遇」青森放火事件

十文字家に持つ 砂渡好彦の根強い恨みの理由とは

一部報道で、砂渡好彦が放火をしたとみられる犯行動機に“十文字家の遺産を巡るトラブルでは?”といわれていますが、実は他に理由がありそうなんです。

今回の火事で燃えてしまった家は、もともと砂渡好彦さんが暮らしていた家だったそうです。

しかし、火災で亡くなってしまった妹の和子さんが十文字利美さんとの結婚に伴い、住んでいたその家を十文字一家に明け渡したそうです。

結果、砂渡好彦さんは今住んでいる家に追い出される…というような形で引っ越しする事になったのです。

実は、事件が起こった青森県六戸町犬落瀬五人役という集落には集落内の人間同士で結婚しなければならないというルールがあるというのです。

砂渡好彦は、亡くなった妹の和子さんの結婚で自分が家から追い出されることに恨みはあったと思います。しかし、表向きは納得して我慢するしかなかったのでしょうか。

砂渡好彦が十文字家に恨みを持つ原因の1つ 次女・抄知さんの結婚

 集落の者同士で結婚しなくてはならない、という今の時代に小説やテレビドラマのようななんとも信じがたい掟。

しかし、砂渡好彦の亡くなった妹の和子さんの次女・抄知さんは、村の掟を破り恋愛結婚で集落の外から夫を婿に迎えたというのです。

若い世代なので仕方ないのかもしれません。しかし、過去に集落の者同士で結婚しなければならない…という掟のために住んでいた家を追い出された砂渡好彦にとっては、幸せそうに暮らしている抄知さんが許せなかったのかもしれません。

砂渡好彦が許せなかった、十文字抄知さんの十文字家の血を持たない男との結婚。自分は村の掟のせいで我慢したのに…十文字抄知さんフェイスブック幸せ家族を恨んだ砂渡好彦の執念青森火災

砂渡好彦は十文字家に恨みを持った本当の理由は分かりませんが、自分が追い出されただけではなく、十文字家の一族としてのプライドを傷つけられたのも何かしらの原因だったのかもしれません。

 砂渡好彦は噂話好きな村の女性も恨んでいたのか

砂渡好彦は、恋愛結婚をした十文字抄知さんに強い恨みを持っていただけではなく、村の女性に対しても嫌悪感を持っていたようです。

集落に住む女性は噂話が好きな人が多く、砂渡好彦は集落の女性たちが自分の噂話をしているのも度々耳にしていたようです。

砂渡好彦5ちゃんスレ

・村の女性たちからもコソコソと裏で馬鹿にされていました。
・噂好きの女性たちが言っている悪口が本人の耳に入っていたようで、村の女性を憎んでいるようでした。
・集落で炊事をする準備をしている女性たちが集まっているだけでも、目の敵にしていました。
・土地を取られたことが直接の原因ではなかったのか
砂渡好彦は、村の女性に対してかなりの恨みを持っていたようです。
この火事で犠牲者が女性だけだったのはただの偶然だったのでしょうか。
亡くなった十文字家の方々のご冥福を心よりお祈りします。
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