湯浅亜実さんがブレイクダンスの世界選手権で優勝しました。
ブレイクダンスは2024年に新たにオリンピック種目に追加された競技です。
湯浅亜実さんの得意技はパワームーブ。パワームーブとは何なのか。ブレイクダンスに魅せられた、大学生時代の熱いインタビューと共に湯浅亜実さんの魅力をご紹介していきます。
ブレイクダンス世界選手権で湯浅亜実さんが優勝
2024年パリ五輪の新競技ブレイクダンスの世界選手権最終日が22日、ソウルで行われ、女子で19年大会覇者の湯浅亜実(ダンサー名・AMI)が優勝した。
湯浅亜実さんがブレイクダンスの世界選手権で優勝しました。
ブレイクダンスは2024年に新たにオリンピック種目に追加された競技です。
パリ五輪に日本人として参加できる最大の枠数は男性:2名 女性:2名の計4名ということで、パリ五輪に向けて日本代表を目指す選手の戦いが繰り広げられています。
実際、日本代表の選考になる試合は2023年からなのですが、今から上位の順位を取って自身をつけていきたいですよね。
湯浅亜実さんがブレイクダンスを始めたきっかけ
湯浅亜実さんはお姉さんの影響で小学1年からヒップホップダンスをはじめたそうです。
湯浅亜実さんのお姉さんはB-Girl Ayu。
しかしある時、亜実さんはヒップホップよりも魅力を感じたブレイクダンスにのめり込んでいったそうです。
「小学1年生のときからヒップホップのダンスをやってたんですけど、それにはあまりハマらなかった。でも小5のときにたまたまブレイキンを見て、地面に背中をつけてぐるぐるまわるウィンドミルっていう技があるんですけど、それに挑戦してみたいと思ったんです。技を習得するのが楽しくて、ほかのダンスでは得られない達成感があったので、どんどんのめり込んでいった感じです」
小学5年から方向転換。ブレイクダンスをはじめました。
もともと、体力やリズム感などに秀でていたんでしょうね。ブレイクダンスの楽しさにどんどん力をつけていったということです。
湯浅亜実さんのブレイクダンスの魅力は「パワームーブ」
湯浅亜実さんのブレイクダンスの魅力は「パワームーブ」と言われています。
「パワームーブ」とはどんな技なのでしょうか。
「パワームーブ」とはヘッドスピンなどの、遠心力を使った大技のことを総称してパワームーブと言います。ただし、人間離れした動きが多いため、未経験者が1.2日でモノに出来るほど簡単なものではないので挫折してしまう人も多いそうです。
パワームーブは、人間が普通に生活する上で必要な動きでは全くないのでそれ専用の練習が必要になるそう。やりたい意思と継続する力がなによりも重要。
その「パワームーブ」を得意とする湯浅亜実さんは相当の努力家なんですね。
湯浅亜実さんの出身大学はどこなのか
湯浅亜実さんは駒澤大学出身です。
駒澤大学在学中に、インタビューを受けていた記事があります。
AMI:もともと、ブレイクダンスだけの生活になるのは嫌だな、と思っていたんです。高校生の時から大学進学を考えていて、試験の前は練習を休んで、勉強時間を確保したりしていました。生活のなかで、競技と勉強のバランスが大事だと感じていて。私にとって大学で過ごす時間もすごく大切ですし、練習も大事です。
しっかり将来を考えて大学進学をしたことや、大学生活もしっかり意思を持って過ごしていたこと、ブレイクダンスへの愛もとっても感じられます。
大学とブレイクダンス、両方の世界があることで、、より集中力が高まっていると思います。ダンスだけに集中していたら、もっと練習時間を取れるのかもしれない。でも、私はきっとそれだけでは楽しくないだろうし、時間のありがたみも薄れるような気がしています。
大学生でここまで周りが見えていて、しっかり将来に向けて歩いているなんて尊敬します。
2024年のパリ五輪、ブレイクダンスが今から楽しみです。
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