足立区の源証寺の住職・大谷忍昌(おおたに しのまさ)さんが、一酸化炭素中毒で死亡する事件がありました。寺の納骨堂に置かれていた、28個の練炭が原因です。
殺人容疑で逮捕されたのは、斎藤竜太(さいとう りゅうた)容疑者と、青木淳子(あおき じゅんこ)容疑者の2名です。
寺の住職と、石材屋で仕事の関係であった3人の間に何があったのでしょうか。
それぞれの近隣住民の証言によると、あまり良くない評判が聞こえてきます。関係者全員の評判が悪いという異例の事態をまとめました。
源証寺 練炭殺人事件の概要
足立区の源証寺の住職、大谷忍昌さん(70)が、寺の納骨堂で一酸化炭素中毒で死亡しているのが発見されました。
この事件で逮捕されたのは、源証寺の取引先である石材屋の社長・斎藤竜太容疑者(50)と、会社役員・青木淳子容疑者(63)です。
納骨堂には、火の付いた28個の練炭が置いてあり、室内は一酸化炭素で充満していました。
とのことで、大谷忍昌さんは、一酸化炭素を大量に吸い込み死亡。また、敷地内にある焼却炉にはガソリンが入ったペットボトルが十数本見つかっており、強い殺意があったと思われます。
火の付いた練炭を28個も用意したり、ガソリンの入ったペットボトルを十数本作るなどかなり手が込んでいるように思います。かなり強い恨みがあったのかもしれません。
捜査が進むにつれ、それぞれの人物の人柄などが明らかになってきています。
しかし、関係者それぞれ近隣住民からの評判が悪く “誰にも同情の余地がない” 空気が流れているようです。
SNSなどで囁かれている、3人の人柄をまとめました。
大谷忍昌さんはどんな人物なのか「源証寺の住職で金の亡者」
一酸化炭素中毒で死亡した大谷忍昌さんは、足立区にある“源証寺の住職”です。
学生時代には、A級ライセンスを取得するほど自動車が好きで、レーシングカーのようなオープンカーに乗っていた時期もあったそうです。趣味のコケの栽培でも、品評会に出品するなどしていたそうです。寺の修繕や造園などもこなし、自らショベルカーを運転するほどだったそうです。
体が大きく優しい人だったという証言もありますが、あまり良くない噂もあったようです。
斎藤竜太容疑者はどんな人物なのか
青木淳子容疑者はどんな人物なのか「練馬区で有名クレーマー」
斎藤竜太さんの会社の役員を務めていた青木淳子容疑者はどんな人物なのでしょうか。
青木淳子容疑者は、社長の斎藤竜太容疑者よりも13歳年上ということもあり、仕事をテキパキとこなすキャリアウーマンだったようです。会社のHPに掲載されていた写真でも、“美魔女”と報道され、仕事ができる感じが伝わってきます。
青木淳子容疑者は、練馬区の現在の住居に50年以上住んでいます。かつては結婚していた時期もありましたが、現在は離婚しています。娘もいますが既に独立しています。両親も亡くなったため、一人暮らしをしていたということです。
しかし、青木淳子容疑者の自宅周辺の住民の証言によると
との声が聞こえてきます。
・気に食わないことがあると、甲高い声でギャーギャーいってくる
・チャイムを鳴らさず家の玄関扉を直接どんどん叩く
・近所の家の建て替え工事の業者に『うるさい』などと怒鳴りつける
など、近隣住民は青木淳子容疑者に、かなり迷惑していたようです。
この足立区の源証寺住職、練炭殺人容疑では、関係者全てに良くない証言がありました。
現在、斎藤竜太容疑者と青木淳子容疑者の犯行の動機については分かっていません。一体何が原因だったのか…今後の捜査の行方を待ちたいと思います。