愛知県大治町で、14歳の女子中学生が母親の腹を包丁で刺すというショッキングな事件がおこりました。
母親の腹には文化包丁が刺さっており、大量に血を流して倒れていました。救急隊によって病院に運ばれましたが、およそ4時間半後に死亡しました。
犯人の14歳の女子中学生に何が起こったのでしょうか。
家族構成・犯行動機や通っていた中学校についてまとめました。
大治町事件 母親が刺されたのはどこなのか事件現場特定
14歳の女子中学生が母親を殺害したという、なんともショッキングな事件がおこりました。
少女の母親が殺害された場所は、
愛知県大治町三本木のマンション
と報道されています。
家賃は8万円程度…ということです。
愛知県大治町三本木は、徒歩圏内に外食・コンビニ・スーパー・ファストファッションと郊外なのにとても充実しています。自然が多く田んぼに囲まれていて、夏場はカエルの声がすごいという口コミがありました。
14歳の女子中学生も、自然に囲まれた場所でのびのびと育ったのと思われます。
なぜ、母親を殺害するような事になってしまったのでしょうか。
大治町事件 14歳女子中学生の家族構成は「母・妹の3人暮らしか」
女子中学生が、母親の腹を刺して殺害するというなんともショッキングな事件。
女子中学生の家族構成はどうなっていたのでしょうか。
女子中学生の家族が住む、愛知県大治町のマンションに引っ越してきたのは4年ほど前のことです。
お父さんらしき人物はいる様子はなく、小学生の妹と母・女子中学生の3人暮らしのようです。
姉妹は夕方になると、よくマンションの駐車場でボール遊びをしているところを近所の住民が見かけているといいます。
母と姉妹2人で車で出かけるところも目撃されており、仲が悪そうには見えなかったといいます。
車は、白の軽自動車で、車内には子供の好きな人気アニメのキャラクターのグッズがたくさん置いてあリました。
近所に住む人からは、姉妹の好みを車に飾るなど、子供優先にしている優しい母親のイメージだったようです。
大治町事件 母親の腹を刺す「凶器は文化包丁」
14歳の女子中学生が母親の腹を刺して殺害するという事件。
凶器は刃渡り約17センチの文化包丁でした。
救急隊が駆けつけると、40歳の母親がリビングの布団の上に倒れていて、腹から大量の血が流していたといいます。凶器の文化包丁は、刃の部分がすべて母親の腹部に刺さっており、腸まで達していたということです。
母親は病院に搬送されるも、4時間後に死亡が確認されました。
死因は、外傷性出血性ショックでした。
凶器となった文化包丁は、事件前に女子生徒がドラッグストアで購入したことが分かりました。
14歳の女子中学生が包丁を持ち出すほど、母に対して怒りが込み上げていたということなのでしょうか。
14歳の女子中学生は、カッとなりやすい性格だったのでしょうか。
大治町事件 犯行動機は「母からの虐待か」
14歳の女子中学生が、母親を殺害するまでに至った動機とはいったい何だったのでしょうか。
女子生徒は母親から虐待を受けていました。
小学生の頃には、県内の児童相談所に一時保護されていたこともありました。
母からの虐待で、“許せない” という感情が募りに積もったのでしょうか。警察の取り調べに対して、女子中学生は
「母が嫌いだった」
と語ったそうです。
現在小学生である妹を、自分と同じ目に合わせてはいけない…と、妹を守るために、母親をなんとかしなければいけないという責任感もあったのかもしれません…。
大治町事件 14歳女子中学生母の知人の証言「不登校気味だった」
約17センチもある文化包丁を持ち出して、母の腹を刺してしまった女子中学生。感情の起伏が激しい性格だったのでしょうか。
女子中学生を知る人の証言によれば、女子中学生は不登校気味だったといいます。性格については
と語っており、殺害された母親についても
と証言しています。
外ではいい母親に見えていたお母さんですが、ひとたび家庭の中のことになると、わかり得ないことがあるかもしれません。
大治町事件 14歳女子中学生が通う中学校はどこ
14歳女子中学生を知る知人の証言によると、女子中学生は “不登校気味だった” といいます。
報道によると、女子中学生は町立中ではなく、大治町に隣接する名古屋市立の中学校に通っていたということです。
学校関係者も、女子中学生が母親を殺害したニュースをうけ動揺していると思われます。また、同じ中学に通っている生徒たちにも衝撃的な出来事だと思います。
多感な年齢の子どもたちをそっと見守ってあげられる環境であって欲しいです。
大治町事件 母親殺害現場には小学生の妹も
女子中学生が母親を殺害した現場の別の部屋には、小学生の妹がいたということです。
突然母親を亡くし、姉が逮捕されてしまう。残された妹の心の傷が心配されます。
小学生の妹のに寄り添ってくれる大人の方がいることを望みます。
14歳女子中学生 犯行を認める
母親が病院に搬送され、14歳の女子中学生は警察に “殺人の容疑” で逮捕されました。
逮捕後、女子中学生は
「お母さんを刺したということでいいですか?」
という警察官の問いかけに対して、無言でうなずいたということです。
警察は今後、動機などについて詳しく捜査していく方針です。
亡くなった母親のご冥福を祈るとともに、小学生の妹が今後穏やかに生活できるよう願います。
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