東京都江戸川区の住宅で、山岸正文(やまぎし まさふみ)さん63歳が顔や首を刺され死亡した事件で、尾本幸祐(おもと こうすけ)容疑者36歳が逮捕されました。
尾本幸祐容疑者は職場の中学校では主任を務め、結婚して妻や子供もおり幸せそうに見えたといいます。
恵まれていると思われた尾本幸祐容疑者に何があったのでしょうか。尾本幸祐容疑者の家族(妻・子供)や職場での評判、犯行動機などをまとめました。
尾本幸祐容疑者のプロフィール
63歳の男性の顔や首などを切りつけて殺害した尾本幸祐容疑者とはどんな人なのでしょうか。
【年齢】:36歳
【住所】:東京都江東区大島8丁目
【職業】:中学校教諭
【容疑】:殺人の疑い
清潔感があり、活発そうなイメージで生徒とも仲良く学校生活を送っていそうな雰囲気です。生徒からの人気もあっったのではないでしょうか。
まさか、慕っていた先生が殺人を犯したなんて生徒たちのショックは計り知れないと思います。生徒たちの心のケアもしっかりとしてあげてほしいですね。
江戸川区60代男性刺殺事件現場特定
尾本幸祐容疑者が63歳の男性が殺害された事件現場は
東京都江戸川区一之江7丁目
です。
尾本容疑者が勤める松江第五中学校と、死亡した山岸正文さんの自宅は、直線距離でおよそ170メートルです。歩いても5分ほどと、かなり近い場所ですね。
尾本幸祐容疑者は犯行当日、午後からの休暇を申請していました。半日休暇というやつです。 尾本幸祐容疑者は午前に中学校に出勤し、夕方、山岸さんの自宅に向かったとみられています。
江戸川区60代男性刺殺事件 概要
殺人の疑いで逮捕されたのは 尾本幸祐容疑者(36) 東京・江戸川区立 松江第五中学校で 中学3年生を受け持つ教師 尾本容疑者は2023年2月 江戸川区一之江の住宅で この家に住む 山岸正文さん(63)の 顔や首などを刃物で 複数回切りつけるなどして殺害した疑いです。
- 2月24日、江戸川区の山岸正文(やまぎし まさふみ)さん63歳が顔や首などを刃物で複数刺される
- 山岸正文さんと同居する、重度の認知症を患う87歳の母親も刺される。
- 山岸正文さんの母親は外に出て叫び声を上げ、近隣住民が110番通報し事件が発覚
- 山岸正文さんは自宅玄関で大量の血を流し死亡していた。
近所に設置してある防犯カメラの映像から、尾本幸祐容疑者が犯行に及んだ時間はおよそ10分程度と、計画的な犯行だったのかもしれません。
尾本幸祐容疑者 山岸正文さん殺害の犯行動機は
尾本幸祐容疑者は、山岸正文さんの住宅に入ってからわずか10分という短い時間での犯行でした。山岸正文さん殺害の犯行犯行動機はなんだったのでしょうか。
事件当日の山岸正文さんは、事件に巻き込まれることなど予兆もなかったのでしょう。いつもと変わらない行動をしてました。
夕飯の買い物だったのでしょうか。山岸正文さんは、スーパーから帰ってきた午後6時半ごろに尾本幸祐容疑者に刺された…と思われます。
尾本幸祐容疑者は、警察の調べに対し「窃盗するため」と話しているということです。警視庁は尾本容疑者に山岸さんとの接点がないということを含め、関係性を詳しく聴き、余罪や動機についても調べる方針です。
尾本幸祐容疑者ギャンブルで借金 妻に内緒だったのか
尾本幸祐容疑者には借金があったようです。
外国為替証拠金取引(FX)やギャンブルをやっており、数百万円の借金を抱えていたとみられます。
お金が必要だった事が分かりましたが、だからといって他人の家に勝手に入り物を盗むなんてあってはならないことです。
今の所、尾本幸祐容疑者の山岸正文さんとの接点は分かっていません。
しかし、逮捕前の任意の事情聴取で山岸さんから「荷物を運ぶのを手伝ってほしいと言われ男性宅に入ったことがある」という趣旨の説明をしていたことも判明しています。
1度、山岸さんの家に行っていることもあり狙われてしまった……ということでしょうか。
尾本幸祐容疑者の職業は 支援学級の主任「穏やかに会話できる教員」
尾本幸祐容疑者の職業は、松江第五中学校の支援学校の主任だったそうです。
事件発覚後の、松江第五中学校・荒巻淳校長は会見で、尾本幸祐容疑者の人柄についてこう語っています。
と、教育熱心で教員をまとめる中心的な先生だったということです。同僚の教師も「なぜ…」という気持ちでいっぱいでしょう。
特別支援学校の教員の年収は、勤続年数17年ほどで約660万円だと言われています。尾本幸祐容疑者の自宅も報道で明らかになっており、立派な自宅に住んでることも分かっています。十分な収入があり、生活にはゆとりがあっと思われますが、尾本幸祐容疑者に何があったのでしょうか。
尾本幸祐容疑者の家族構成は 妻と子供3人の5人家族
尾本幸祐容疑者の家族構成はどうなっているのでしょうか。36歳ですので、結婚して子供がいてもおかしくはない年齢です。
尾本幸祐容疑者には家族がいたことが分かりました。
結婚しており、妻と息子が2人・娘が1人の5人家族です。近所の住民は尾本幸祐容疑者の印象を子煩悩で優しいと語っています。
尾本幸祐容疑者は、近所の人に「上の子が小学校に上がりまして」と話していたそうです。1番上の子供はまだ小さいことが分かります。
尾本幸祐容疑者は、近所の公園で子供達と遊んでいる姿や、家族揃ってファミレスで食事をしている姿もよく見られていたようです。家族思いで優しい父親だったことが分かります。
仕事も順調で、家族にも恵まれていた尾本幸祐容疑者。なのになぜ、こんな事件を起こしてしまったのでしょうか…。
亡くなった山岸正文さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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